34歳で発覚した乳がん手術。あっという間に手術を受けることになりました。手術自体初めての経験。もし、同じような人がいたら、何かの助けになる記事になるといいなと思います。
手術前の気持ち
手術前は不安が大きかったけどTajaがそばにいてくれてそんなに恐怖は感じてなくて、もう覚悟も出来てるって言う感じでした。
でも手術室に入ってから急に涙が止まらなくなって、手術うけたくないとか怖いと言う気持ちが強くなりました。泣いてても準備は勝手に進んでいくのですが…。
手術室で働いたことあるけど入室する人が泣いてるのを見たことなかったので、みんな本当に強いなと感じました。
全身麻酔の導入
全身麻酔は初めての経験だったのでいろいろと覚えていたい!と思って挑んだので覚えてることを書きたいと思います。
まずフェンタニルっていう麻薬を入れたんだけど、これはやっぱり強いね。
フラフラする感覚と目が回る感覚が一緒に来ました。
その後はプロポフォールという静脈麻酔を入れたけど、これが本格的に眠る薬。
数数えて3秒くらいで寝ちゃうよって聞いてたけど私は数を数える間もなく寝てました。
あと1番気になっていたのは夢を見るのか、だったけど夢は見なかった、のか忘れたのか、見た記憶はありませんでした。
抜管と麻酔から覚めて
起きてから口を開けてと言われたら抜管するよって聞いていたけど、口はうまく開けれたみたいで一瞬で抜管された、よかった。
抜管する瞬間息ができなくて苦しい人もいるって聞いてたからこれはかなり怖かった(覚えてる人は少ないよとも言っていたけど)。
手術終わった直後に思ったことは傷が痛い!、だった。
麻薬と痛み止めが入ってるはずなのに何故こんなに痛い?!という感じでした。
そのあとはベッドに移されて病棟に運ばれたけど、めちゃめちゃ酔う!
エレベーターもかなり怖いし揺れるの気持ち悪いし、そこはめっちゃしんどかった。
病棟にもどってから
病棟に帰ってきてからはすこしシバリングあって電気毛布とか足のマッサージとかつけてくれて、動けないから腰が痛過ぎた。あと酸素マスクって痒いし苦しかった。
3時間後に酸素マスクから解放されてお水飲めて痛み止め追加してもらってようやく効いてきて楽になりました。
Tajaが近くに居てくれたのは心強かったし、手術後も会えて嬉しかった。
こんなに人に覗かれることってそうそうないなと思った1日でした。
手術を終えて今
傷はそこまで痛くないけどドレーン部が結構痛いです。
待ってる間に進行しているんじゃないか、、とかいろいろ不安だったため、取ってしまった方が気持ちは楽になった。
悲しいと思う反面、わたしの命のために命をはってくれた乳房に感謝いっぱいです。質量保存の法則で消えてなくなるわけじゃないから、この言葉に救われました。